この世の果てまで by 石嶺聡子
(対訳・松宮英子)
なぜ今日もいつものように
太陽は輝いているの
なぜ波は浜辺に打ち寄せているの
知らないのかしら
わかってくれないのかしら
なにもかもおしまいなのよ
もう貴方は私を愛していない
なぜ小鳥は歌っているの
なぜ星はまたたくの
知らないのかしら
判ってくれないのかしら
なにもかもおしまいなのよ
貴方は私から去って行った
朝、目が覚めると私はおもうのよ
なぜすべてがいつもと変わらずに
呼吸をつづけているのかと・・・
うらやましくてならないの
自然の生命には終りがないことが・・・
なぜ今日も私の心臓は動いているのかしら
なぜ私の眼は涙を流しつづけるのかしら
つくづくうらめしくてならないの
私は死んでしまったはずなのよ
貴方がさよならを言ったときに・・・
1963年の印象的なヒット曲を石嶺聡子が歌っています。